近年、子どもたちの「理数離れ」が問題となり、教育界のみならず、各方面で多様な議論が交わされています。
では、どうすれば子どもたちを「理科好き」にで きるのか……?
さまざまな取り組みが模索される中、いま理系教育の世界で大いに注目を集めている概念が「リアルサイエンス(体験型科学教育)」です。

リアルサイエンスの基本的な考え方は「子どもたちを本物に触れさせる」ということです。
第一線で活躍する科学者や研究者が、いま現在、実際に対象としてい る「本物」に、子どもたち自身の目と手で触れてみて、楽しみながら科学の意義を体験してもらうのです。
すでにアメリカでは、教育の各分野でこうした取り組みが進められています。

私たちは、アメリカで実績を上げているGEMSやFOSSなどの教育プログラムを採り入れながら、将来に向けた日本型の科学教育を作り上げていくための活動を行っています。
子どもたちに科学の楽しさ、おもしろさを体験させ、これからの時代を生き抜く幅広い能力を身につけてもらうことを目指しています。
NPO法人体験型科学教育研究所はNPO法人ティーチングキッズ(古川 和代表)名称変更により誕生しました。
これまでの16年間のティーチングキッズの活動も引き継ぎ、さらなる広がりを目指し、体験型理数教育を普及してきた方々や団体との連携と協力を図ることになりました。

『体験型科学教育研究所』は、リアルサイエンスの理念を具現化するために設立されたNPO法人です。
私たちの目的は、子供たちが科学に親しみ、楽しく学びながら創造力や課題解決力を体得できるような、これから時代の教育環境を創出することです。
具体的には、「指導者養成」「カリキュラム開発」「学校教育支援」の3つの活動を柱として、体験型科学教育の普及と実践を進めていきます。

指導者養成
 「リアルサイエンスマイスター」養成講座を開催し、体験型教育を実践する指導者を育成します。
 また、GEMSなど海外の優れた体験型理数教育プログラムの指導者養成も実施します。
学校教育支援
 学校教育における体験型理数教育の普及に向け、より適正な評価方法を含めた各種カリキュラム開発を行います。
 また、海外の優れた体験型教育プログラムについても研究を進めます。
カリキュラム開発
 学校への訪問授業や指導者派遣の実施、科学館や児童館での科学教室の開催などを通じて、体験型科学教育を実践し、
 子供たちに理科や算数・数学の面白さを伝えていきます。