2015年4月22日:調査下見
先日、化石発掘・地層観察の野外プログラム作成の為の
調査下見をしに、秩父にいってまいりました。
前日は雨でしたが、当日は快晴・・とまではいかない曇り。
地学ご専門の先生(今年度よりリアルサイエンス研究員として活動してくださいます)と、スタッフ2名で行きました。
最初に有名な「ようばけ」を見学。
今回は入館しませんでしたが、
すぐ近くには「おがの化石館」もあります。
その後とある化石発掘できる場所に行き、
探しては見ましたが、既に人がたくさん入ったような跡があり
あまり状態の良い化石は見つかりませんでした。
ですが、地層や岩石の観察や
こんなところから貝の化石が!といった驚きがあり、
とても良い経験になりました。
その後群馬県境にある二子山に登ったのですが、
これがまた大変ハードな山道で・・・
登山に不慣れなスタッフは、
次の日もぐったりへろへろでした。
下山後は、群馬県神流町にある
「漣痕(れんこん)」の見学に行きました。
この漣痕、ぱっと見ると
ただの崖に変な模様と穴があるだけのように見えますが
波のあとだけでなく
なんと恐竜の足跡も残っているのです。
神流町には恐竜センターもあります、お勧めですよ。
秩父には、石灰岩の山や河岸段丘などもあり
地学分野の野外学習をするのにはとても良い場所ですね。
今回のコースをそのまま野外プログラムにするのは
難しそうですが(大人でも結構危ない)
上手く地域の特性を活かして、
面白いプログラムが出来ればと思います。
因みに、昔は秩父の長瀞とかでも化石発掘できましたが、
今は禁止されているところも多いそうですので、
行く際は必ず確認をしてから行くようにしてくださいね。
- 事務局だより l
- 2015年4月22日:調査下見 はコメントを受け付けていません。
- 15/04/22/15:02